聖ヨハネ騎士団

  • 2016.05.30 Monday
  • 23:03
 2日前、バレッタに到着したのが遅かった。市内を見学できなかったので、今日はバレッタの街を歩くことにした。
 まずは騎士団長の宮殿と兵器庫。
 
 宮殿がまだオープン前だというので、先に兵器庫へ。
 こちらが、兵器庫通路。





 甲冑や槍、鉄砲に大砲。様々な武器が所狭しと展示されている。
 


 ところどころに、子供向けのブースがある。
 鉄砲から撃たれた球は、重さ5キロのヘルメットでは貫通し頭を守れないが、重さ10キロのヘルメットではしっかり跳ね返すそうだ。
 でも米一袋を頭に載せて、戦えるのかなぁ?
 実際に5キロと10キロの重さの塊が置いてあり、体感できるようになっていた。

 宮殿内は現在も大統領府と議会が置かれており、最高審議の間、大使の間の他5部屋を見学することができた。

 お次はマルタ騎士団と守護聖人ヨハネに捧げられた「聖ヨハネ大聖堂」。
 教会に入った瞬間、ゴールド!
 見上げずにはいられないマッティア・ブレーティの天井画。





 聖ヨハネ騎士団は、もともとエルサレムへの巡礼者の為の病院設立運営を任務としていたが、次第に宗教的、軍事的なグループへと変貌していった。
 キプロスからロードス島へ、そして1530年にスペインの皇帝カール5世からマルタ諸島を譲り受けた彼らは、教会や宮殿、水路を構築し、芸術作品の後押しもした。騎士団はヨーロッパ富裕階級の次男以下の子弟によって構成されていたので、これらの資金は、彼らの親元からの援助や、相続した領地からの収入によって、賄われていたそうだ。
 彼らがこの島に来なければ、今のマルタは無いのである。
 お土産屋さんに、ぎっしり並んでいるマルタ騎士団グッズ、納得だ。
 夫もしっかり、マグネットをGET。

 午後は、バレッタから昨日の船に乗り、対岸のスリーマへ移動した。
 スリーマから見たバレッタ

 

 スリーマはバレッタとは一転、あか抜けたリゾート地だ。
 リゾートホテルが立ち並び、海や日光浴を楽しむ人々が、ビーチベットに横たわっている。


 海岸線を歩き、岩場でカニやエビを見つけたり、チビ助、大いにマルタを満喫。

 だけど、私的にはバレッタの方が好き。
 なんだか、街並みからマルタの息が聞こえてきそう。





路地裏の階段に座るチビ助




 あ〜、明日はもう帰る日かぁ。

 マルタ色。
 マルタ騎士団。

 聖ヨハネ騎士団が足跡を残すキプロス島、ロードス島にも、行ってみたくなった。

 

Haggar Qim & Mnajdra Temples

  • 2016.05.29 Sunday
  • 23:55
 青の洞門を後にした我らが、次に向かったのは「ハジャー・イム神殿とイムナイドラ神殿」。
 乾いた草原の中、海へと続く一本道が、神殿へ伸びている。
 両脇には、見事なサボテンのお花が咲いていた。



 なんだか、砂漠みたいだね〜。
 チビ助が言うのも無理はないほどの、灼熱地獄。
 さっきまでの、心地良さは何処へ〜?



「ハイジャー・イム」とは聖なる石、崇拝の石という意味で、ここは紀元前2800〜2400年に建てられた神殿だ。
 1839年から発掘が始まったものの、全体が明らかになってから、まだ100年ほどしか経っていない。
 接着剤も器具も使わず巨石を垂直と並行に積み上げられている。
 エントランスでは、神殿の説明の映像と、どのように石を運んだのか、子供が体験しながら学べる場所もあったので、息子も興味を持って見学していた。
 保護の為にテントが張られていたので、灼熱地獄を逃れることもでき、ホッとした。



 一本道に戻り、さらに海の方へ足を進めると「イムナイドラ神殿」があった。
 こちらは紀元前3000年〜2400年に建てられたものだそう。


 見て〜、穴が繋がっているから、握手できるよ!


 メインの一本道から反れた遊歩道があったので、水を片手に歩く。


 ごつごつとした岩、赤っぽい土、乾いた大地に渇きに強い植物が自生する。


 眼下の海には、さっき行った青の洞門同様、長い間の風や波でえぐられた、自然の造形物が目に入る。


 遠くに見えるは、敵の侵入をいち早く知り、皆に伝えるために、昔使われていた塔だったよう。


 一時間ほどの灼熱散歩。今まで味わったことの無い景色。
 チビ助は、なんど違うと言っても、ここが砂漠だと言い張っている。



 エントランスに戻り、冷たいキニーを!
 この、飲み物、マルタのあちこちで見かけ、ここの販売機に置いては、3分の2がこのキニーだった。
 そんなに人気があるならと、試しに3人で買ってみたのだが、そのお味は、、。
 この顔を見るとお分かりのように、ビックリするくらい超まずかった〜。

 観光バスをバレッタの対岸にあるスリーマで下り、船でホテルまで戻ることにした。
 スリーマ地区はリゾート地。バレッタとは、全く別の顔だ。


 向こうに見えるのがバレッタ。
 陸路で戻るより、早く着くので、便利。



 ホントに美しい。
 蜂蜜色、琥珀色、、。これは、マルタ色だなぁ。

 日が長く、時間の感覚が曖昧になってきた。
 また、明日も楽しく行きましょ〜。
 

Blue Grotto

  • 2016.05.29 Sunday
  • 23:17
 朝から暑い!
 イギリスで、すっかり暑さ離れしている我ら、気を抜くと体が動かなくなってしまいそうだ。
 でも、せっかく来たのだから、そんなことは言ってられない。朝から飛ばすぞ〜。

 昨日のバスターミナルから、マルタ島の観光ポイントを周遊する二階建ての観光バスに乗る。
 ドライバーは日本語の音声ガイドもあるよとイヤホンをくれたが、未だかつて、この手のバスで聞けた試しがない。
 日の丸マークはあるのに、実際は英語だったり、他の異国の言語が流れていたり。
 今回もやっぱり、日本語は無かったね。


 バスからバレッタの街を望む。

 まず向かったのは「Blue Grotto」青の洞門。
 陸続きの高い岩礁が、波と風でえぐられ自然に大きなアーチを描いている。
 ここで小さな船に乗り、探索へ。


 ひゃー、なんだかウキウキする。


 幾つかの名前の着いた洞窟へ、ボートで入る。

 岩壁が赤くなっているところ、これがサンゴだとガイドさんが教えてくれた。

 とっても優しいお兄さんで、チビ助は彼にボートの運転をさせてもらい大喜び。


 洞窟内の水深は2メートルほどで、底が白い砂のところの海面は、より一層美しいアクアブルーに輝いていた。
 キレイだなぁ。
 ほんの30分程の遊覧だったが、思った以上に楽しめた。

 下船後は、美味しーいシーフード料理を、眺めの良いテラスで頂いた。
 少しづつ身体も夏に対応し始め、ここの波風も我らの味方になり、本当にいい気分だ〜。
 
 

Valletta

  • 2016.05.28 Saturday
  • 23:10
 今日から、息子の学校がハーフタームに入り、以前から計画していたマルタ共和国へ出かけた。
「茶色いなぁ」
 首都バレッタに着陸寸前、窓からこの国を見降ろした時、そう思った。緑が少なく、すべてが琥珀色なのだ。

 空港からタクシーでシティゲートの入り口となるバスターミナルまで行く。


 バスターミナルはトリトンの噴水を囲むようにあった。
 チビ助は、この手の噴水が大好き。低くなった噴水を足で踏んずけたり、放したりするものだから、靴も濡れちゃったね。

 旧市街好きの我らは、バレッタの街中にあるホテルに滞在した。受付のお姉さんは、日に焼けて笑顔が素敵な可愛い女性で、聞けばシチリア出身なのだそう。妹家族がイタリアにいるので、俄然親近感を感じてしまい、昔覚えたイタリア語で妹や甥っ子の事を話した。

 朝食はホテルの屋上テラスで食べるそうだが、そこからの眺めがこちら。

 空から見た色、大地だけでは無く、建物の色でもあったのかぁ。

  なだらかな坂の小道に、ぎっしりと並ぶ琥珀色の家々。
 マルタストーンと言われる蜂蜜色の石灰岩でできた建物だそう。


 車は日本車が意外に多かった。

 この日はもう遅く、お店もほとんど閉まっていたが、日は長く気温も高いので、のんびり散策した。
 ショーウィンドーに飾られた聖ヨハネ騎士団。
 彼ら無くして、ここは語れない、彼らによって築かれた要塞都市なのだ。



 今朝は4時半に起きた我ら、イタリアンレストランで夕食を済ませ、明日に備えてベットに潜り込んだ。

 

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