Athens

  • 2017.08.28 Monday
  • 23:42

 11泊12日のギリシャ横断の旅も、今日でお終い。

 振り返ってみると、あっと言う間だ。

 毎回、毎回、同じことを思う。

 楽しい時間は、猛ダッシュで駆け抜ける。

 

 今日はサモス島からアテネで飛行機を乗換えなければならない。

 4時間ほど、時間の余裕があるので、せっかくだから、ギリシャの首都アテネの町を見てみよう。

 空港から、トラムに乗って、街に繰り出した。

 だけど、結構、空港から遠い。

 

 オモニアにある、お目当てのお店を訪ねたが、閉まっていた。

 あ〜、そうか。今日は日曜だったのだ。残念だが、仕方が無い。

 モナスティラキに移り、お土産屋さんを物色することにした。

 そこは、多くの観光客で賑わっており、日本から来た方々もちらほら、見受けられる。

 さすが、アテネだね。

 泥棒さんも多いようなので、人混みの中、いつもより強めにカバンを脇に抱えて歩く。

 

 

 とりあえず、空港に戻る前に、写真だけ。

 

 

 山の上に見える「パルテノン神殿」。

 あ〜、行ってみた〜い。

 

 

 アテネには見どころがいっぱいあるんだけど、飛行機の時間があるので、とにかく時間が無い。

 これは、また、ギリシャ、来なくちゃならないかな〜、なんて、ギリシャ好きの私は、言い訳を見つけてしまう。

 2月帰国まで、ギリシャへまた、行けるかな??

 

 どうか、行けますように♪

 

ピタゴラスカップ

  • 2017.08.26 Saturday
  • 23:54

 朝食後、息子を連れて海に出かけた。

 私はビーチベッドに寝そべって、コーヒーを飲みながら本を読む。

 その間、チビ助は浮き輪で泳いだり、夫と岩場にいるウニやカニを捕まえて大騒ぎだ。

 

 

 ウニと言えば、ギリシャの海にはウニがいっぱいだ。

 透明度が高いので、海に入らなくても、港からちょっと海をのぞいただけで、ここにも、あそこにもと見つけられる。

 私はウニが苦手なので、そんなに魅力は感じないが、夫は「おーー、ウニだ、ウニだ」と、はしゃぎまくる。

 

 喜んで、ウニをアパートメントに持って帰ったのはいいけど、ちょっと食べる勇気が無い。

 ネットで調べたら、ギリシャの人は全然食べないようなのだ。

 おまけに、海水温度が高いから、食べるのはやめた方がいいと言うコメントを読んでしまうと、こんなことで、お腹を壊してはと思い、夫も泣く泣く断念した。

 

 午後、タクシーに乗って、サモスタウンに出かけた。

 サモスタウンは、ピタゴリオから車で30分程。

 海岸線800mに沿って広がる街で、海沿いにずらりとレストランや、お土産屋さんが連なっている。

 ピタゴリオよりも広い街だけれど、ちょっと寂しい、さびれた感じがした。

 

 

 サモスタウンの中心にライオンの像

 

 本当は、ヘラの神殿から出土した物が多く展示されている考古学博物館に行きたかったのだが、時間が間に合わず、入れなかったので、街を散策することに。

 

 

 綺麗なお花の、小道で。

 

 

 街の静かな小路

 

 

 海岸沿いで、アイスを食べるチビ助。

 

  最大の目的であった、博物館に行けず、ちょっと物足りなかった我ら、帰りはバスに乗ってピタゴリオまで戻って来た。

  ピタゴリオのお土産屋さんを巡って、前から気になっていたカップがある。

 見た目は一見、普通なんだけど、中に棒みたいなものがある不思議なカップ。

「これは、何のためのカップなんですか?」と伺ってみると、

「ピタゴラスカップよ!」

 

 

 見た目は普通でしょ?

 

 

 だけど、中はこんな感じ。

 

 ピタゴラスは、三平方の定理の発見者だが、同時に哲学者でもある。

 彼はサイフォンの原理を利用して、生徒に「謙虚」であることの美徳を説いたそう。

 このカップ、内部に記された線まで飲み物を入れる分には、普通のコップとして使えるが、線を超えて注いだ瞬間、カップの底の穴から、全ての飲み物が流れ出し、一滴も飲めなくなるのだ。

 

 決められた量を守らずに、自分だけが人より多くワインを飲もうとした者は、一目瞭然、その行いがバレてしまう。

 きっと、真っ赤なワインが洋服に広がり、恥ずかしい思いをしたことだろう。

 

 カップをゲットした我ら、早速、キッチンでやってみた。

 線を越えた瞬間、底から水が流れ出て、空になった。

 

「おーー!」

 家族で盛り上がったピタゴラスカップであるが、普段、食卓で使うには、ちょっと勇気がいるなぁ、、。

 

Samos

  • 2017.08.25 Friday
  • 23:19

 昨日24日、テッサロニキから飛行機でサモス島に入った。

 ピタゴリオという港町に、3泊の予定だ。

 

 今朝、まず向かったのは、港に建つピタゴリオのシンボル「ピタゴラス」。

 最盛期の紀元前6世紀、僭主ポリュクラトス政治の拠点をここに置き、ギリシャの頂点を極めた。

 

 

 カストリの丘を登って行くと、古代劇場があった。

 

 

 そこから更に、のんびり山道を登り、パナイア・スピリアニス修道院へ。 

 

 

 ここには、洞窟へ入る入り口があり、入ってみると、なんだかヒンヤリ。

 

 

 大人の背の高さほどの洞窟に、祭壇があったよ。

 吐く息が白くなるほど。どうして、こんな所に造ったのかな?

 

 

 修道院から、またしばらく歩き、「エフパリノスのトンネル」へ。

 ここは、ポリュクラトスが紀元前6世紀に造らせた、前兆1350mの水道トンネルだ。

 山の向こうのミティリニ村の泉から、ピタゴリオに水を供給するために両側から15年の歳月をかけて掘られたのだが、つながった時、なんと誤差が数10センチしかなかったと言うから、凄い!

 どんな方法で、掘り進めたのかしら?

 とにかく、古代のギリシャは、人が暮らしていく上で全ての基盤を導く知識が、詰まっているような気がする。

 

 

 水道トンネルの中に入れると思っていたので、すごく楽しみにしていたのだが、、。

 残念ながら、14歳以下は入場できないとのことで、やむなく断念。

 ここが、水道トンネルの入り口。

 

 

 入って行った人たちは、皆、ヘルメット着用していた。

 

 

 登って行った丘を、今度はひたすら下り、ピタゴリオ西側の壁を守る「リュクルゴス・ロゴテティスの要塞」に。

 

 

 要塞前で。 

 

 

 要塞の中にある「メタモルフォシス教会」。

 ここの時計が、私達が泊まるアパートメントから見える。

 独立戦争中、リュクルゴス・ロゴテティスがトルコ軍を撃退したのが、メタモルフォシス(イエス変容)の祝日だったことから、要塞内の礼拝堂を建て直して作られたそうだ。

 

 

 この教会の近くに、ローマ時代までの邸宅跡が残されている。

 ホントに、こんなに無造作に置かれていいのかなってくらい、自然に溶け込んでいる。

 これが、ギリシャなのかな。

 

 

 ピタゴリオを歩いて満喫した我ら、家に戻り、お昼をテラスで食べて、のんびり休憩。

 そして、今度はタクシーに乗って、世界遺産でもある「ヘラの神殿」へ向かった。

 

 

 チケットを買おうとすると、あと30分で閉まるとのこと。

 それでもいいよと伝えると、時間が充分じゃないから、一人は半額でいいよと言ってくれた。

 

 

 サモスでは女神ヘラの信仰が盛んだったそう。

 広ーい大地に数々の建物の土台が、散りばめられたように残っているが、その中で、何故かこの大理石の柱、一本だけが、キレイに、すっくり、建っている。

 こんな柱が、たくさん建って、大きな神殿だったのだろうなぁ〜。

 調べてみると、ガイドブックには、アテネのパルテノン神殿の4倍と書かれていた。

 

 

 モザイクも、残っていた。

 その他にも、崩れた遺跡の破片を集めて、展示しているところもあり、やはり30分は短かった。

 私の想像力では、とっても当時をイメージしきれない規模の大きさだ。

 

 

 クローズの時間通り、出口前に立って待っているチケット売り場のおじさんに別れを告げ、近くの町まで歩いて行き、タクシーを拾うことにした。

 海辺をずっと、進む。

 

 

 

 これは何という花かな? これは何の実かな?

 辺りを見回し、田舎道を行く。

 

 

 橋を渡ると、やっと目的の「Ireon」に辿りついた。

 ここのビーチにあるカフェで、美味しいノンアルコールカクテルと、ワッフルを頂いた。

 今日は一日、よく歩いたので、光る海と静かな波音に癒される〜。

 

 帰りに乗ったタクシーの運転手さんは、日本に行ったことがあるそうで、降りる時に

「ありがとう」

「ほほえみ〜♡」

 と、言ってくれた。ほほえみ、なんて、日本語で声をかけてくれた人、初めてだった。

 なんだか、温かい気持ちになった。

 

 さて明日は、もう少し、のんびりしよ〜。

Thessaloniki

  • 2017.08.23 Wednesday
  • 23:55

 カランバカからトリカラへ、そこからテッサロニキまでバスで移動。

 今回の長距離バスは、快適。

 席も前もって予約しておいた最前列のシートにちゃんと座れたし、テレビもある。

 おかげで、チビ助も車酔い無し!

 

 テッサロニキはアテネに続くギリシャ第2の都市だ。観光客も多いし、道行く人も都会的。

 まずは海沿いにあるアリストテルス広場。

 

 

 両サイドにカフェが立ち並び、開放的な広場。

 

 凱旋門目指して歩いていると、立派な彫像。

 このお方、ギリシャの昔の首相ベニゼロスさん。

 街には彼の名の付いた道路やバス停があったりする。

 

 

  エグナティア通りにある ガレリウスの凱旋門。

  ローマ軍とササン朝ペルシア軍の戦いで、ローマの勝利を記念して建てられた門。

 

 

 門には、ガレリウス皇帝を称えるシーンが描かれているそう。

 

 

 門を抜けて進むと、1988年に世界遺産にも登録された「ロトンダ」が。

 凱旋門と並んで、この街で最も古い建築物だ。

 

 

 ロトンダは306年にガレリウス皇帝の霊 として造られたが、後にキリスト教の教会に改造され、トルコ時代にはモスクとしても使われていた。

 

 

 天井のモザイク画は5世紀頃。

 

 

 ところどころに残る金色の絵。

 当時はどれほど美しかったのだろう。

 

 

 広くて、がらーんとしているのに、すごく落ち着く美しい空間で、何周も歩いて眺めて来た。

 

 テッサロニキ考古学博物館も素晴らしかった。

 写真は撮れなかったけれど、紀元前4世紀ごろの金細工の冠は、繊細な作りで、本当にキレイ。

 今、かぶっても全然大丈夫。

 こんなにキレイなまま残っていることに、びっくりした。

 

 

 海沿いのニキス通りに建つ、アレキサンダー大王。

 大王の周りは、若者たちの格好のスケボー練習場に?

 

 おじさんたちが、海に釣り糸を垂らしているので、チビ助と何が釣れるのかと興味深げに見ていると、

「日本人かい?」と声をかけてきた。

「東京? 長崎?」というので、何で長崎なのかと不思議に思ったが、とりあえず「東京」と答えると、おじさんは片言の英語で

「東京は人が多いだろ? どれくらいの人口なんだ?」

「1200万人くらいかなぁ、ギリシャと同じくらいの人口だよ」と夫が言うと、「お〜!」と笑っていた。

 何が釣れるのかと尋ねてみると、

「なんも、小さい魚さぁ〜。日が暮れるまでの時間つぶしさぁ」と。

 そういう大らかさが、おじさんの顔を作ったんだなあ。だって、すごく素敵な笑顔だった。

 

 

 通りを進み、ホワイトタワーへ。

 15世紀にヴェネツィア人が築いた防壁の一部で、今は博物館となっている。

 でも、考古学博物館の後では、ちょっと見ごたえが無い。

 トルコ時代には、牢獄だったとか。

 

 

 タワーから見たテッサロニキの海。

 ギリシャの大都市、島よりも人が多くて、私の持っているギリシャのイメージとはちょっと違ったけど、これはこれで、来てよかった。

 

 

Meteora

  • 2017.08.22 Tuesday
  • 23:44

 昨日行けなかった修道院を巡るため、ホテル前からバスに乗った。

 

 

 ヴァルラーム修道院前で、バスを降り、こちらの修道院へ。

 

 

 岸壁を削った階段を上って行く。

 

 

 14世紀に陰 者ヴァルラームが建てた陰 所の跡に建てられた修道院。

 中央にドームがあり、入ってみると、金色を多く使った絵で、ガイドブックによれば、聖ヨハネの生涯や苦行者の姿が描かれているそうなのだが、首を切られている人たちの姿がすごく多い印象。

 神聖な感じが高く、異教徒で観光客の私が居るのが、憚られる気がした。

 

 

 これが、荷物を上げ下げする滑車。

 

 

 ここから、上げ下げするんだけど、下を見ると、ひえ〜。

 人も袋で、上げ下げって、怖すぎ!

 

 

 ヴァルラーム修道院を後に、徒歩にて次のルサヌ修道院を目指す。

 

 

 我らの横を、さーっと通り過ぎる車。

 だけど、今日は意外に涼しく、歩いて心地良い温度。

 それに、歩くと、のんびり景色も楽しめるね。

 

 

 たくさんの奇岩。

 今は6つの修道院しかないが、全盛期は24もあったと言うから、凄い。

 

 

 

 このルサヌ修道院は、現在は尼僧院となっている。

 

 

 どの修道院も、教会内は撮影禁止なので、お見せできないのが残念。

 

 

 展望テラス、やっぱりちょっと尼僧院だからか、可愛い♡

 

 

 お次はアギア。トリアダ修道院へ。

 道路を歩いていると、修道院の姿が見えて来た。

 

 

 まだ回っていない修道院もあったが、概ね、感じはつかめ満足したので、アキア・トリアダ修道院からカランバカに続くフットパス(遊歩道)を使って、帰ることにした。

 

 

 遊歩道を歩いていると、さっきの修道院が荷物を送っているのが見えた。

 

 

 ここは、上下の移動では無く、横なんだね。

 

 

 山道で、野生の亀さん発見。

 下のレストランのおばあちゃんに伺ったら、この辺りは大小様々、野生の亀さんが、すっごくいるんだって。

 チビ助、大喜び。

 

 それにしても、今日は本当に、よく歩きました〜。

Kalambaka

  • 2017.08.21 Monday
  • 23:39

 朝5時半に起き、バス乗り場に7時に向かうと、昨日のおじさんが、もう来ていて、笑顔で挨拶してくれた。

 バス停には既に10人くらいが待っている。

 夫が、今回の旅行の計画で、ジロカストラから、ギリシャ、カランバカまのバスがなかなか見つからず、かなり大変だったと言っていた。

 やっと見つけたこのバスは「クレイジーホリデー」と言い、朝3時にアルバニア、ティラナを出発、夕方5時にギリシャ、テッサロニキに着くという、その名の通り、ちょっとクレイジーな長距離バスだ。

 

 バスがやって来た。

 ここが始発では無いので、もう既に乗客が結構いる。

 夫がスーツケースをバスの下に入れている間に、私は息子と先にバスに乗ったのだが、我らのチケットに書かれているシートにはおじさんが、踏ん反りがえって座って居た。

「ここ、私の席よ」と言っても、肝心の英語がてんで伝わらない。

 もう空いている席に座るしかないと探すが、二人がけの席をみんな、独りで使っていて、避けようともしない。

 どんどん後ろに進んで行くと、一番後ろの5人用の席に座って居た二人の若者が、仕方なさそうに、両窓側に別れたので、その間に息子と座り、空いているもう一席に荷物を置いて、夫の分を確保した。

 バスの下に荷物を入れ終えた人たちが、徐々に流れ込んで来たと思ったら、扉が閉まる前に、バスが動き出した。

 夫の姿が見えない。

「もしかして、乗ってないの???」

 

 不安に思っていると、

「うわっ!」

「あぁ〜〜!!!!」

 姿は見えずとも、夫の叫び声が聞こえた。

 

 一体、どうしたのだろうと思っていたら、数分後、

「マジかよ、、こんなのありかよ」

 と、半ば放心したように、人をかき分けて、我らの方へやって来た。

 辛うじて飛び乗り、手すりに捕まってバスにしがみついていたから、良かったようなものの、ドアを開けたまま見切り発車なんて、ここってインド??

 しばらく、笑えた。

 

 バスはアルバニアの国境を出る時に、全員がバスから荷物ごと出され、検査を受ける。

 その後、再びバスに戻り、今度はギリシャ国境内に入ってからまたバスを降りて、入国審査を受ける。

 これが、凄い列。ここで3時間くらいかかってしまった。

 

 途中、ランチタイムもあったが、カランバカにたどり着いたのは、バスに乗ってからなんと7時間後だった。

 唯一、救われたのは、酔い止めを飲んでいた息子が、酔うことなく、ぐっすり寝ていたことだ。

 

 カランバカのホテルに着いた時には、もうグッタリで、今日は晩ごはん食べて寝ようという気分。

 だけど、フロントのお姉さんに聞いたら、一番大きな修道院が明日はクローズだと言う。

「え〜!!!」

 それならば、もうひと踏ん張りと、タクシーをお願いしメテオラへ、「メガロ・メテオロン修道院」に向かった。

 

 

 メガロ・メテオロン修道院は613mの高さの岩の上にある、メテオラ最大の修道院だ。

 14世紀にアトス山から来た修道士アタナシオスによって、建てられた。

 

 

 岩の中に、外に続く115段の階段を上り、修道院を目指す。

 

 

 メテオラには現在6つの修道院があるが、どこも奇岩の上に建っている。

 一体全体、ピンドス山脈の麓に広がるテッサリア平原のこの奇岩群はどうやって成されたのか??

 神の創造としか思えないこの岩の上に、どうやって修道院を作り上げたのか?

 興味が湧く。


 

 修道院内は、女子はスカート着用で無いといけないので、ズボンやミニスカートの人は、入り口で巻きスカートを貸してもらえる。私は、大きめのスカーフを持っていたので、それを腰に巻いて見学する。

 

 

 展望台から、明日行く「アギオス・ステファノス修道院」が見える。

 奇岩の誕生については、今も、色んな説があり、謎なのだとか。

 だからこそ、神の色が濃く、修道士達に神との交信を深める場として、選ばれたのも頷ける。

 

 

 20世紀初頭までは階段も梯子もなく、荷物や人の上げ下げは全て、滑車につるされた網袋によって行われていた。

 写真のてっぺんに少し前に飛び出ているところがあるが、あそこからロープで上げ下げしていたのだ。

 

 

 閉館の時間に追われ、急ぎ足で巡ったが、今日見れて良かった。

 明日は、残りの修道院にも、行ってみよう。

 

Kanoni

  • 2017.08.17 Thursday
  • 23:58

 朝起きて、まずは散歩がてらフェリー乗り場へ。

 明日アルバニアに行く船のチケットをGETしなくてはならなかったし、念のために乗り場所を確認しておこうと思ったのだ。

 だけど、この暑さ、ホテルからフェリー乗り場まで歩くだけでグッタリしてしまった。

 

 そんな我らの前に、ケルキラを周る、乗り降り自由の観光バスが!

「おォ〜、これに乗りましょう!」

 普通のバスよりは、かなり割高だけれど「もうこの際、どうでもいいわ」とすぐ乗車。

 向かったのはカノニ。

 

 

 ケルキラ市内から少し離れた岬の最南端にある。

 細〜い橋を渡った先に、ヴラヘルナ修道院がある。

 

 

 この修道院の左側に、ポツンと小さな島が。

 ポンディコニシ島は、ネズミの形をしていることからネズミ島とも呼ばれ、3ユーロで船で渡れる。

 島には教会もあるんだって。

 

 

「せっかくだから、渡っておこうか」と思ったが、息子も夫も「別に〜」と言う。

 そんなことで、海辺のカフェでランチタイム。

 

 

 ビール(私の場合はノンアルコールだけどっ)を飲みながら、海を眺めて「あ〜、幸せ〜♡」。

 チビ助は、ランチどころでは無くて、裸足になってテーブルと海を行ったり来たり。

 こんな事なら、水着も持って出かければよかった。

 案の定、滑って、転んで、ズボンもパンツもびしょ濡れだ。

 

 周遊バスで市街地に帰る途中、パラソルが広がるビーチを通った。

「絶対、ここで泳ぎたい!」

 と、息子が身を乗り出すので、ホテルに戻ってから水着に着替えて、夫と息子の二人で、またまたバスに乗り、ビーチに出かけて行った。

 ホテルからも歩いてすぐの所に海があり、泳いでいる人も居るのだが、ちょっと深そうで、泳げない息子には厳しそうだった。

 

 夫がチビ助を連れて行ってくれたおかげで、私は一人、ホテルでのんびり、本を読んで過ごした。

「あ〜、極楽〜♡」

 

 3時間後、二人は日に焼けて、部屋に帰って来た。

 息子ははじけるような笑顔で「楽しかったよ、魚がいたよ」と。

 夫は、ちょっとお疲れモードで。

 ご苦労様でした。

 

 

 

Kerkyra(Corfu)

  • 2017.08.16 Wednesday
  • 23:40

 昨年の夏、ロドス島に行って以来、すっかりギリシャが大好きになった我ら。

 この夏も、やはりギリシャに行こうと言うことで、早くから計画を練っていた。

 とは言っても「計画を練る」のは、もっぱら夫の担当で、私は「ギリシャの島がいいわ〜」と何とも大雑把な希望を、彼に伝えただけ。

 でも、計画上手な夫は、なかなか素晴らしい行程を準備してくれた。

 コルフ島からアルバニアへ。そこからまたギリシャ本土に入り、メテオラ、テッサロニキ、そしてサモス島まで、11泊12日のギリシャ横断の旅だ。

   

 8月16日、早朝、タクシーでルートン空港に向かい、そこからコルフ島まで、ひとっ飛びだ。

 島に下りた瞬間、あつ〜い空気、強い太陽の歓迎を受け「そうそう、これがギリシャだよ!」と、ニヤけてしまう。 

 

 街はロドス島とは、ちょっと違い、何となくあか抜けて洗練された感じだ。

 西ヨーロッパ列強国の支配下にあったこの島は、西ヨーロッパの影響も受けているそう。

 ケルキラ、別名コルフ島は、数あるギリシャの島の中でも、最も美しい島の一つと言われ、2007年に市街全体が世界遺産に登録されている。

 

 

 後ろは、旧市街の中心にある聖スピリドン教会。

 1589〜1596年に建てられたギリシャ正教の大聖堂で、この島の守護聖人「聖スピリドン」を祀っている。

 

 

 まず向かったのは、パレオ・フルリオ(旧要塞)だ。

 堀に架かった橋を渡り、要塞へ。

 

 

 8世紀初頭、ビザンティン時代に造られ、オスマン帝国の勢力が増すにつれ、より要塞を強固なものに変わって行った。

 今あるのは、ほとんどが16世紀に造られたもの。

 

 

 要塞から、ケルキラの街を一望できる。

 渡って来た橋が、堀が見えるね。

 

 

 要塞の南端にある「聖ゲオルギス教会」

 

 

 中は係りの人が一人居るだけで、がらーんとしていた。

 

 石畳の美しい雰囲気のある路地を、お店巡りを楽しみながら歩く。

 サンダル屋さん、オリーブ製品が多かった。

 

 

 朝、早くて、ちょっと疲れたので、今晩は早めに夕食を済まし、ホテルに戻った。

 

 

 レストランで食べていると、猫ちゃんが現れ「ごはん、ちょーだい」と顔を上げる。

 その顔があまりに可愛くって、カラマリ、あげました。

 

 今日から、ギリシャだわ〜♡

 この国に来ると、心がのんびり、ゆったり、する。

 布団に入った瞬間、眠りに就いた。

  

旧市街と新市街

  • 2016.08.13 Saturday
  • 23:49

 本当は船でマルマリスに行きたかった夫だが、昨日の時点でもう満員で断念せざる得なかった。

 思いがけなく、丸一日、今日空いたので、城壁内外をのんびり回ることにした。

 

 

 趣のある細い石畳の道が、たくさんある。

 

 

 

 なんだか、中世の世界に入っていくみたい。

 

 

 城壁内に続くいくつもの門がある。

 

 

 橋の下に降りると、タイムスリップしたような気分。

 

 

 小さな水族館を見つけたので、入ってみる。

 本当に小さなところだったが、チビ助はずっと亀を手に乗せては下ろし、乗せては下ろし、それだけで楽しそうだった。

 

 

 ところで、ウツボの隣に立っている像。

 ロドス島では、お土産店でよく目にする像なのだが、一体何なのか、知らなかった。

 夫が調べて、ビックリ!!

 今は姿なき太陽神ヘリウスの巨像だった。

 

 紀元前284年にリンドスの彫刻家によって、12年の歳月をかけてロドス島の港の入り口に全長32メートル、台座を含めると、なんと50メートルもあるヘリウスの巨像が完成した。

 ところが、紀元前226年の地震により像は崩壊、人々は神の彫像を作ったために、神の怒りをかったと再建に反対し、その後800年間に渡り残骸は放置された。

 654年、イスラム教徒であるエデッサの商人に残骸は売却され、スクラップにされた残骸はラクダ900頭で運ばれた。

 

 もし、その像が再建されていたら? もし、スクラップにされずに残骸がそのまま残っていたら?

 

 あ〜、見たかったではないの。

 世界7不思議の一つと言われるロドスの巨像を!!

 

 午後は、城壁外に出て新市街をコス島でも乗った観光トレインで一巡り。

 

 古代劇場

 

 スミス山のアポロン神殿

 

 そして旧市街とは別のロドス島の顔。

 新市街のモダンなリゾート地区だ。

 

 

 マルタの時もそうだったけれど、洗練されたリゾート地よりも、やっぱり私は旧市街が好き。

 古い道を歩いているだけで、楽しい。

 

 

 ロドスで何度か通ったレストラン「Taverna MaMa Sofia」。

 ここのムサカは最高!

 Tomokoさんは、いつも笑顔で迎えてくれ、この日はお土産も頂いてしまった。

 日本から遠く離れたこの島で暮らしている彼女の姿は、優しくて、可愛くて、まるで妹みたいな女性だ。

 ロドス島にまた行くことがあったら、絶対に、また会いに行くね!

 

 楽しかったギリシャも今日でおしまい。

 明日は、クロアチアへ移動だ。

 

 でも、絶対来年もギリシャには来たい!

 いや、絶対来よう!

 

 夫と同様、すっかりこの国が好きになってしまった。

Kos

  • 2016.08.12 Friday
  • 22:17

 高速船に乗って、今日はコス島まで足を伸ばす。

 コス島までは、シミ島に寄って約2時間半かかる。

 冷房の効いた船内に席を確保したのはいいが、チビ助、乗って10分後には船酔いでダウン。

 薬を飲んだものの、全く効き目は無く、トイレに通いながら、甲板の階段に腰かけ、海風を味方に耐えるしかない。

 付き添う私は、2時間半容赦無い太陽と潮風にやられ、黒焦げである。

 

 なんとかたどり着いたコスタウン。

 コス島は、ロドス島の北西にある、長さ42キロ、幅8キロの細長い島で、ヒポクラテスの生誕地として有名だ。

 

 

 観光トレインに乗って、ここに来た最大の目的である「アスクレピオン」へ向かう。

 なんとものんびりした乗り物で、ゴトゴト15分、辿りついた。

 

 

 ここは、医学の父ヒポクラテスが作った治療院兼医学校だった。

 神殿やローマ浴場、住まいの跡が残っている。

 

 

 チビ助も、カメラを片手に撮りまくる。

 私のカメラはバッテリー切れとなり、これ以降は彼のカメラの写真だ。

 

 

 

 

 観光トレインが迎えに来るまでの1時間を、遺跡を散策しながら過ごした。

 ここで発掘された陶器や彫刻は、考古学博物館に展示されており、そこへも立ち寄った。

 

 

 ロドス島でもここでも、あちらこちらに猫が居る。

 みんなノラちゃんなのだが、ギリシャの風景には欠かせない存在だ。

 

 ロドス島に嫁いで、家族でレストランを経営している日本人の女性に聞いたところ、猫ちゃんには是非エサをあげてくださいということだった。

 数が増えすぎた今、病院に猫を連れていくと、半額にて避妊手術をしてくれるそうで、彼女もボランティアで何度か猫を連れて行ったと言う。手術を受けた猫は、耳に印がつけられているそうだ。

 

 動物好きな私、食事中に足元に寄って来て、「エサ、欲しいの」と可愛い目で見上げられると、どうしていいものだか困っていたのだが、彼女に聞いてから、安心して食べ残ったお肉などを与えることができるようになった。

 でも、思ったよりも猫ちゃんはノラ化しており、お肉を貰うのが待てなかったのか、思いっきり爪でひっかかれてしまった。

 きっと、お腹が空いていたんだね〜。

 

 帰りの船では薬も効き、ロドス島に戻るまで、チビ助は船内でぐっすり眠っていた。

 おかげで、私もぐっすり!

 

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