Sinaia

  • 2017.10.28 Saturday
  • 23:22

 今日が最終日。

 だけど、帰りの飛行機の時間までは、まだあるので、列車に乗ってシナイアに出かけた。

 約1時間半後にシナイアに着いた。駅には観光客もいるが、大きなリュックを背負った登山者の姿もちらほら見かける。

 シナイアはカルパチア山脈ブチェジ山の中腹にあり、トレッキングルートの出発点にもなっているのだ。

 生憎の雨空、身支度をして山に向かう登山者と並び、傘を片手にペレシュ城を目指す。

 

 坂道を登ること30分、お城が見えて来た。

 これが、ペレシュ城だ。

 

 

 ここのチケットはオンラインで買うことが出来ず、列に並ばなくてはならない。

 足早にまずはチケット売り場に向かう。

 

 

 お〜、美しい。

 1875年にカロル1世がルーマニア王室の離宮として、8年の年月をかけて作ったお城。

 ルーマニアで一番美しいと言われている。

 

 

 チケットは10分くらいで買えたが、入り口に並べども、入場規制があるので、なかなか前に進まない。

 30分以上は雨の中、待っただろうか。

 

 

 お城の前の噴水に腰かけるチビ助。

 

 お城になんとか入れた我ら、城内はガイドツアーにて回る。

 お城が痛まないように、足にビニールのカバーをかぶせ、説明を聞きながら各部屋を回るのだが、なんとルーマニア語のガイド。

 なんだか分からないけど、想像力を発揮し、イタリア語にも似ているので、聞きかじった端端と自分の知っているイタリア語をつなげ、さらに部屋にある英語のボードを読みながらの見学となった。

 

 お部屋は160もあり、金銀、宝飾品や武器、家具、絵、、世界中から集めた物を見ることができる。

 

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 名誉のホール

 ドイツのネオルネッサンス様式で建てられているが、イタリア、トルコ、スペインなど色んなエッセンスが取り組まれているそうだ。

 

 結構じっくり中を見学してしまい、時間が無くなってしまった。

 というのも、シナイア駅でブカレストからブラショフまで送って頂いた日本人のドライバーさんと待ち合わせをしていたのだ。

 彼に、ここからブカレストの空港まで乗せて頂くことになっている。

 

 

 足早に坂を下り、途中のシナイア僧院は通りすがりに写真だけ。

 

 そんなこんなで、ルーマニアの観光はこれでお終いだ。

 

 ルーマニア、見るところがいっぱい。

 夏だったら、ここから山に登って見たかったな〜なんて思った。

 

Sighisoara

  • 2017.10.27 Friday
  • 23:02

 ブラショフから北西に120キロ、列車に揺られること約3時間、トランシルヴァニアの中心、シギショアラに着いた。

 それにしても、遠かったぁ〜。

 

 

 駅を出るとすぐに、丘の上に街のシンボル、14世紀に造られた時計台が見えた。

 

 

 その時計台まで、スタスタ坂を上って行くよ。

 

 

 これがさっき見ていた時計台。

 シギショアラは、ドイツ名でシェースブルグといい、15、16世紀の絶頂期には15のギルドを持つ城塞都市だった。

 この時計台は14世紀に商工ギルドによる自治都市になったのを記念して建てられたのだが、その後火事で焼失し、再建されたものだ。

 

 

 時計台の中は歴史博物館になっていて、ローマ時代の生活用品や、18世紀の医療道具、そして最上階にはシギショアラ出身の方がアポロ計画に携わっているようで、ロケットについての展示もあった。

 

 時計台の人形は、一時間ごとに動くというので、後で見てみよう!

 

 

 時計台の上の展望台から、街を眺める。

 オレンジ色の煉瓦屋根が、よく見るとウロコ形だった。

 

 

 展望台から矢印の方向、8890キロ先に東京だって!

 

 

 下を見ると、シギショアラの可愛い街並み。

 カラフルなお家が並んでいて、素敵♡

 

 

 このレストラン、ドラキュラのモデルとなったヴラド・ツェペシュの父が、ハンガリー王によって幽閉された家。

 そして、ここでヴラド。ツェペシュが生まれたのだ。

 

 

 ドラキュラの生家ということで、団体のツアー客が入って行くが、ネットではあまり評判が良くないようなので、外観だけパチリ。

 

 

 時計台の横にも、彼の銅像。

 

 

 お土産屋さんも、ドラキュラグッズがいっぱいだよ。

 

 

 それにしても、歩くだけで楽しいこの街。

 どの小路も、魅力的なのは、パステルカラーの壁のキュートなお家のせいだね〜。

 

 

 

 

 

 綺麗な色の壁、石畳の細い道、個性的な建物。

 

 

 

 左側の要塞門は「仕立て屋の塔」、その他にも肉屋の塔、毛皮職人の塔、縄職人の塔、靴屋の塔等々、、ギルドごとに塔が建てられ、城塞を築いていた。

 

 

 屋根のある175段の木造階段を、はぁはぁ登ると、14世紀に建てられた山上教会がある。

 

 

 中に入ると、祭壇の真ん前に地下へ降りる階段が!

 結構、衝撃的でした。

 

 

 下は、お墓になっていた。

 怖いから、写真はやめとこう。

 

 

 山上教会を出て、腰を下ろすチビ助。

 

 

 時計台の前で4時を待ち、お人形がどう動くのか、心待ちにしていた我らだったが、太鼓たたきのお人形の手が地味に4回太鼓を叩いただけで終わってしまった。

 ちょっと、拍子抜け?

 

 シギショアラ旧市街は、世界遺産にも登録されている魅力的な街。

 こじんまりとしていて、2、3時間あれば、のんびり見て回れる。

 

 ビスクリ村にはチャールズ皇太子が購入した別荘もあり、毎年ここに来ては田舎生活を楽しんでいるそう。

 そして彼が「美味しい!」と絶賛したグラーシュ(ハンガリー風のパプリカのスープ)は、旧市街にある「カサ・ク・チェルブ」で食べることが出来る。

 我らもお昼はそこで頂いたのだが、グラーシュは元より、他のお料理もとっても美味しかった。おススメだ。

 

 

 汽車の時間に合わせて丘を下り、渡って来た橋を駅に向かって歩いていたら、何故か羊たち?

 こんな街中、おまけにペットボトルとか色んなゴミが捨ててある川辺で、草をゴミを?食べながら大移動。

 放牧なの??

 ビックリしちゃった。

 

 ルーマニアの列車が時間通りに来るのは、始発だけだと聞いていたが、その通り。

 遅れたし、帰りも約3時間かかるものだから、今晩も部屋に入るなりぐったり。

 食べに行く元気もなく、ホテルでお寿司の出前を取ってしまった。

 

 ルーマニア、ネックは移動だよ、移動。

 

ブラン城とルシュノフ要塞

  • 2017.10.26 Thursday
  • 23:55

 ブラショフから南西に約30キロ、バスに乗ること45分、まずはドラキュラの城「ブラン城」へ。

 とは言っても、ドラキュラは実在の人物ではなく、アイルランドの作家ブラム・ストーカーが書いた「吸血鬼ドラキュラ」という本の中の架空の人物。

 ドラキュラのモデルとなったのが、ワラキア公国君主3世のヴラド・ツェペシュ。

 彼は国を侵略者から守った英雄であるが、敵国の者も自国の者も、串刺しという残酷な処刑を行っていたことから、串刺し公と呼ばれていたそうだ。ツェペシュは、串刺しという意味なんだって。こわ〜。


 

 ドラキュラ居城のモデルとなった「ブラン城」。

 実際にはブラド・ツェペシュの祖父の居城で、彼の居城はポエナリ城だ。

 

 

 階段を上って、お城にいざ〜。

 

 

 こちらがモデルとなった串刺し公の肖像画。

 

 

 城の中庭。

 

 お城は1377年、ドイツ商人がオスマン朝軍を早く見つけるために建てたもので、現在は博物館として開放されている。

 王の執務室など各部屋の見学や、陶器、家具、武器などが展示されていた。

 

 お城の周りにはずらりとお土産のお店が並び、ドラキュラグッズを中心に揃っている。

 チビ助は、ハロウィンにドラキュラの仮装をするというので、お面をGET!

 ホラーハウスもあったが、怖そうだったので、断念した。

 

 再びバスに乗ってブラショフに帰る途中、ルシュノフで降りた。

 

 

 ブラン城とは一転、観光客も少なく静かな街だ。

 山の上に見えているのが、ルシュノフ要塞。

 あそこまで、ケーブルカーで行く。

 

 

 脇に遊歩道があったので、下りは歩いて帰ろうと、片道だけチケットを購入した。

 

 

 眼下に広がるラシュノフの街。

 

 

 13世紀頃、ドイツ騎士団によって、異民族の侵略に備えて築かれた要塞で、壁の中には学校や教会などがあり、5000人が住める村のようになっていた。

 ここの雪景色は、素晴らしいそう。

 

 

 Turnul Amrmelor 武器の塔

 

 

 なんだか、のどかな昔の村の雰囲気だけど、これは見張り台だったのかな?

 

 

 崩れてしまっている壁も多いけれど、当時の面影は十分に残っている。

 

 

 チビ助、ルシュノフの街を背に、ニコッ♡

 

 

 細かく仕切られている壁と、その内側にまた細かく仕切られた家の跡があった。

 この小さな村に5000人、結構ぎっしり住んでたのかしら?

 

 

 使われていた井戸もあり、覗いてみたら、ふかーい!

 なんだか、怖いぐらい。

 

 

 ブラン城、ルシュノフを満喫した我らは、遊歩道を使って山を下り、レストランで美味しい窯焼きピザを頂いた。

 この街には、ワールドカップも行われている有名なジャンプ台があり、レストランの壁にはたくさんの選手たちのサインや、写真が飾られていた。

 

 帰りはバスは辞めて、レストランのオーナーにタクシーを呼んでもらい、ブラショフのホテルまで直行。

 部屋に入るなり、3人ともベッドに倒れこんでしまった。

 あ〜、朝からよく動いた〜、疲れたぁ〜。

 

 ルーマニア、犬のイメージしか無かったけれど、見どころ満載だ。

 でも、観光したい都市と都市の間が結構離れているから、移動がハードかも。

 

 もう、寝なきゃ。

 

Brasov

  • 2017.10.26 Thursday
  • 23:27

 一夜明け、ブラショフの街に繰り出した我ら、レプブリチ通りを歩き、街の中心であるスファトゥルイ広場を目指す。

 

 

 両脇にびっしり並んでいる殆どのお店は、まだ開店前で、とても静かだ。

 買い物はまた後で〜。

 

 広場の中心には、1420年に建てられた旧市庁舎が建つ。

 現在は歴史博物館になっており、開放されている。

 

 

 これは「黒の教会」。

 高さ65m、トランシルヴァニア最大の後期ゴシック教会。

 14世紀後半から80年かけて作られ、1689年にハプスブルク軍の攻撃で、壁が黒焦げになったことから、その名が付いた。

 

 

 

 あまり敏感な方では無いのだが、教会に関しては時に、強い力を感じる時がある。

 ここも、黒さからなのか、独特の重い雰囲気を全身から醸し出しており、そのオーラがジワジワと足元から我が身に伝わってくるような気がした。

 

 

 現在も残る「スケイ門」。

 この門で、中心街とルーマニア人が移住を余儀なくされたスケイ地区は、隔てられた。

 ドイツ移民によってブラショフは建設されたのだが、当時、ルーマニア人は特別な許可が無い限り、この門を通って街に入ることが出来なかったそうだ。

 

 

 門をくぐり、スケイ地区へ。

 くぐった瞬間、ドイツの雰囲気が抜ける。

 ドイツ軍に追い出された当時のルーマニアの人を思うと、全く酷いなぁと思うのだが、今こうして世界中からブラショフに人がやってくるのは、ドイツ人が手掛けた街が魅力的ということなのかな、、。歴史の表裏、複雑。

 

 

 スケイ地区に建つ「聖ニコラエ教会」。

 入り口や外壁には、フレスコ画が描かれている。 

 入り口を入ってすぐ左手には、ルーマニア最古の学校があり、現在は学校博物館になっている。

 スクールトリップで子供たちがやって来ているのも、納得。

 

 さて、お次はバスに乗って、ドラキュラのお城に行きましょうか?

Bucharest

  • 2017.10.25 Wednesday
  • 22:23

 今日からルーマニアへ3泊4日で出かける。

 ルーマニアの首都であるブカレストに到着した我らだが、空港から一路、ブラショフへタクシーで向かう。

 ブラショフに3泊し、ここを拠点にシギショアラ、シナイアなどへ行く計画だ。

 

 さて、どうしてブカレストを足早に発ったかと言うと、見どころがトランシルヴァニア地方と言うことも、もちろんあるのだが、実は我々「犬」が怖かったのだ。

 犬に限らず動物は何でも大好きなのだが、ブカレストには野犬が多いイメージが強い。

 犬好きのチビ助が、うかつに近づいて、ガブリと噛まれて狂犬病にでもなったらどうしよう! と危惧していた。

 それに、未だにマンホールに住んでいらっしゃる方もいるようで、治安についても心配だった。

 

 ブラショフまではタクシーで2時間半、ドライバーはブカレストに住む日本の方だ。

 彼に犬について尋ねてみた。

 ブカレストには野犬が多く、人がかみ殺される事故が後を絶たなかったそう。2年ほど前には日本人も被害に遭い、亡くなっている。それにも関わらず、動物愛護団体の反対もあり、なかなか対策ができなかったのだが、ある時、4歳の男の子が公園で野犬に襲われ亡くなった事件をきっかけに「もういいだろう、人と犬とどっちが大事なんだ」と大問題になり、本格的に野犬の駆除が始まったそうだ。

 その成果で、最近では野犬の事故は無くなったよう。

 

 あ〜、良かった!

 

 だけど、車から道中、外を見ていると、時々、ワンちゃん居ましたけど?

 あれはただの野良犬??

 野良犬と、野犬? どう違うのだ??

 

 ブラショフまでの向かう風景は、北海道そっくり。

 看板が日本語だったら、絶対に北海道だよ。

 

 ドライバーさんとお話している内に、彼が旭川出身ということが判明し、車内は大いに盛り上がってしまった。

 

 ロンドンとは時差2時間、ブラショフのホテルに辿りついた時には、既に夜になっていた。

 今日は移動の一日、あ〜、疲れた! お休みなさい。

 

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