Segovia

  • 2017.11.27 Monday
  • 23:56

 今日はチャマルティン駅からAVEに乗り、セゴビアへ。

 セゴビアの駅前からバスに乗り、ローマ水道橋に向かった。

 

 バスを降りた瞬間、

「おーーーー!!」

 もう、ビックリ。

 ガイドブックでは見てたけど、凄い迫力だよ!

 

 

 

 紀元前1世紀前後に、15キロ以上離れた川から水を引くために、ローマ人が作った水道橋。

 全長は728m、高さは最も高い所で29m、アーチの数は166個!

 

 

 おまけに、接合材は一切使われておらず、1884年まで実際に、この橋を使って水が供給されていたというから、凄すぎ。

 1928年に橋の上に管が通され、今もなお、橋は活躍中だ。

 ローマ時代の技術、恐ろしい。

 

 こちらは、スペイン最後のゴシック様式のカテドラル。

 

 

 1525年に建設が始まり、1768年に完成した。

 なんだか、すごく絵になると言うか、雰囲気あるでしょ?

「カテドラルの貴婦人」とも呼ばれているそうだ。

 

 

聖歌隊席

 

 

 中は広くて、全長100m以上もある。

 

 

 お次は「アルカサル」。

 ここが、ディズニー映画の白雪姫のお城のモデルになったそう。 

 

 

 なんだか、砂のお城を思わせる風貌。

 ローマ時代の要塞跡に、13世紀初めに城が建てられ、その後、歴代の王によって増改築されたもの。

 

 

 ガレー船の間

 この木細工の天井を見て〜。

 なんて、豪華。

 

 

 船みたいに天井の真ん中が、窪んでいる。 

 

 

 階段を上って、上からセゴビアの景色を見下ろす。

 

 

 さっきまで居たカテドラルが、見えた。

 

 

 ムデハル様式の塔、近くで見ても、すごくキレイ。

 

 

 1862年の火災で、大部分が失われてしまった。

 今の姿は、その後に再建されたもの。

 

 中は白雪姫のイメージでは無かったけれど、確かに外から見ると、ムードのあるお城だ。

 

 

 セゴビアからマドリードへ戻り、そして空港へ。

 マドリード、トレド、セゴビア。3度目のスペインだが、また新たなスペインを覗いた気がする。

 スペイン、やっぱりいいな。

 

 「Hola」「Gracias」「Adios」

 この3つをフルに使うだけで、ここで暮らしていけそうな気がしてしまう。

 

 あれ?

 だけど、空港で息子の写真を撮って気が付いた。

 闘牛、まだ観てないなぁ〜。

 

Toledo

  • 2017.11.26 Sunday
  • 23:04

 朝、アトーチャ駅から高速列車に乗ること、わずか30分でトレドに到着。

 トレドは711年から400年間、イスラム教徒の支配下に置かれていたため、キリスト、ユダヤ、イスラムの3つの文化の影響を受けている城塞都市だ。

 

 こちらがトレド鉄道駅。

 

 

 ムデハル様式の駅は美しく、駅に着いた途端に街の雰囲気が味わえる。

 

 

 門をくぐり、タホ川にかかるアルカンタラ橋を渡る。

 

 

 橋からこれから登る坂を見上げる。

 おー、雰囲気あるねぇ。

 

 

 トレドは刃物が有名だそうで、街のありとあらゆるお店に、剣やナイフが並んでいる。

 十数年前、新婚旅行にここを訪れたことがあるという友人が、この街で包丁を買い、今も愛用していると話していた。

 お店の方にそのことを話すと、

「トレドのナイフはNO1よっ♡」とにっこり。

 

 

 旧市街の小路って、大好き。

 この風景が、今も昔も同じだったかと思うと、時間が重なっていくようだ。

 

 

 チビ助も小路が好きなのか、何故か駆け巡る。

 

 

 ギリシャ、クレタ島出身の画家エル・グレコは、イタリアからトレドに移り住み、後半生を過ごした。

 とは言っても、エル・グレコはイタリア語でギリシャ人という意味、本名はドメニコス・テオトコプーロスと言うんだって。

 彼が住んでいた家と博物館を訪れた。

 

 

 ここが住まいの入り口。

 住宅付近の廃墟を1906年にベガ・インクラン侯爵が買い取り修復、当時のアトリエの様子を再現している。

 

 

 キッチン。

 

 

 2階に上って。 

 

 

 美術館には、晩年に描かれた十二使徒の連作が展示されている。

 彼の絵のほとんどが宗教画で、私には理解が難しかったが、彼の息子が父であるエル・グレコの絵をコピーした物が1枚あり、これを描いている時、どんな気持ちだったのかなぁ〜と思いを巡らせた。

 

 次に向かったのはトランシト教会(セファルディ博物館)。

 14世紀に建てられたムデハル様式のユダヤ教会だ。

 

 

 上部には小さなアーチによる窓が54個。

 

 

 オリジナルの壁の一部。

 細かい細工で、本当にキレイ。

 

 お次はスペイン。カトリックの総本山であるゴシック様式の大聖堂。

 オーディオガイドを聞きながら、回ることができる。

 とにかくとにかく、見どころ満載。

 

 

 中に入ると、とにかく広くて、芸術的。

 

 

 キリストの生涯が階段状に描かれているゴシック様式のメインチャペル。

 

 

 内陣の祭壇裏にあるバロック様式の傑作「トランスパレンテ」

 

 

 大聖堂北側の聖具室。

 天井のフレスコ画は、イタリア人のルカ・ジョルダーノの作品。

 

 

 宝物室には、金、銀、宝石、総重量200キロで細工された高さ3メートルの聖体顕示台が展示されていた。

 

 

 1517年から8年もかけて制作されたそう。

 写真がちょっとボケてしまった、、。

 これに使われている金の一部は、コロンブスがアメリカから持ち返った物という。

 すご〜い。

 

 見どころが一杯の大聖堂を最後に、また列車でマドリードへ。

 そして、昨日行けなかったプラド美術館へ向かう。

 16時以降は無料で入場できると言うので、その時間まで向かい側の王立植物園をお散歩することにした。

 

 

 植物はもう枯れてしまって、お花などは無かったが、紅葉している木も少しあった。

 色づいた木々は、この時期、ここの主役のようで、人々が集まりカメラを向けていた。

 

 

 紅葉は日本を思わせる。

 だけど、四季のはっきりした日本の紅葉、真っ赤なモミジの美しさを知っている私には、ここの紅葉はちょっと乏しいなぁ。

 

 

 ひょうたんが一杯! へちま??

 

 

 案山子と同じポーズで。

 

 プラド美術館は撮影禁止だったけれど、名画が一杯。

 限られた時間で、観たい絵をしぼって回る。

 

 エル・グレコ、ゴヤの「着衣のマハ」「裸のマハ」、ルーベンスやティツィアーノ、、、。

 無料だからと四時から入場したけれど、混んでるし、時間は足りないし、普通に入れば良かったかも。

 

 でも、なんとか観たかったものは巡り、満足だ。

 

 

Madrid

  • 2017.11.25 Saturday
  • 23:31

 昨夜11月24日、マドリッドに着いた。

 スペインは好きな国の一つ、バルセロナ、アンダルシアに続いて今回が3度目になる。

 

 まず向かったのは、旧市街の中心であるマヨール広場。

 1619年、フェリペ3世が完成させたこの広場は、4階建ての建物に四方を囲まれている。

 当時はこの建物から、王家の儀式や闘牛、お祭りなどが見れたのだとか。

 

 

 広場には早くもクリスマスマーケットが開かれていた。

 

 

 広場から歩いて、王宮を目指す。

 実は昨日は、ブラックフライデーということで、マドリードでもセール中!

 

 

 アルマス広場に面した王宮。

 横に長ーい!

 この中には2700を超える部屋があるそう。

 

 

 これは、フェリペ5世が1734年に焼失したハプスブルク王家の宮殿跡地に建設を命じ、1764年に完成したもの。

 音声ガイドを聞きながら、見学する。

 

 

 入ってすぐの大階段。

 

 

 見上げると、見惚れてしまう天井画。

 そこから先に「護衛の間」「列柱の間」「玉座の間」「ガスパリーニの間」「陶器の間」「黄色の間」「饗宴の間」などがあるが、どこの部屋も贅が尽くされており、私なんかは「わぁ〜」とか「ひゃー」とか、ただ圧倒されてしまう。

 特に印象的だったのは陶器の間で、本当に美しい。

 王様が着替えに使われていた部屋だそう。

 こんな美しい所で着替えるのだから、それに見合う衣装だったのだろうなぁ〜。

 写真が撮れなかったので、残念だ。

 

 

 広場の周りを囲む回廊は、精悍な顔をして凛々しい姿。

 

 

 アーチの内側を覗けば、これまた美しい!

 

 本当はプラド美術館にも行くはずだったけれど、一度ホテルに戻ったら寝てしまい、気づけば真っ暗に!

 あちゃー、また明日、行くことにしましょう。

 

 

 マドリードは思っていたよりも都会で、街はすごい人だ。

 大きなクリスマスツリーがライトアップされ、行き交う人たちと肩をぶつけ合いながら歩く。

 

 明日はABEに乗ってトレドに行くぞ〜!

 

 

Sevilla

  • 2017.04.09 Sunday
  • 23:52

 コルドバからセビーリャへは、スペインの新幹線とも言える高速列車AVEで、わずか45分だ。

 日帰りで向かう。

 

 

 街に入り、一番最初に目についた建物が「メトロポル・パラソル」。

 2011年に建設されたスペイン最大級の近代木造モニュメントで、ドイツ人の建築家によるもの。

 

 

 エレベーターで、一気に展望台へ。

 

 

 セビーリャの街を見渡しながら、ぐるりと空中散歩ができる。

 

 

 復活祭前の一週間はセマナ・サンタ(聖週間)という、宗教的行事が行われる。

 中でもセビーリャは世界でも有名だそう。

 色んな色のとんがり帽子で顔を覆った人が歩いており、何も知らない私はなんだかKKKを連想させて怖かったのだが、よくよく調べてみると、このすっぽりかぶっている人たちは、コフラディーラと言われる信者会員なのだそう。

 彼らに続いてキリストやマリア像の御輿が12時間近くも街を歩くらしく、街の通りはそれを見る人たちのために、ありとあらゆる場所に椅子が並べられ、準備をしていた。

 通りも規制され、どこからともなく正装をした人々が中心部に集まって来る。

 とにかくすごい人。

 セビーリャの根底にある力みたいなものを、感じてしまう。

 

 セビーリャ大聖堂は、この日は、こちらからは入場できず、残念。

 柵越しに写真だけ。

 

 

 と思ったら、違う入り口が開いていて、ちょっとだけ見ることができた。

 

 

 こちらはヒラルダの塔。

 

 

 

 この塔は12世紀末にモスクのミナレットとして建てられたが、キリスト教徒によって、16世紀に鐘楼が取り付けられた。

 この下でも、ただ今、椅子を並べております。 

 

 こちらは、アルカサル。

 イスラム時代の城をキリスト教徒が改築したもの。

 

 

 庭園にはレモンの木がオレンジと共に並んでいる。

 

 

 

 朝は肌寒かったのに、お昼には真夏〜。

 スペインの太陽、恐るべし。

 明日には、まだ寒いイギリスに戻るのかと思うと、なんだか足踏みしたい気分だ。

 

 帰りもAVEであーっと言う間に、コルドバに戻った我ら。

 

 スペインって本当に好きだわ〜。

 

 ロンドンに来てからヨーロッパ諸国を旅しているが、中でもギリシャ、イタリア、スペインは、心を開放してくれるようなところ。居心地が良い。

 

 機会があれば、マドリッドも、是非行ってみたいものだ。

Cordoba

  • 2017.04.08 Saturday
  • 04:04

 今日はグラナダからコルドバへ移動する。

 バスで2時間半、車酔いしやすい息子が気がかりであったが、バスのクラスが色々あるようで、夫は「スーペル」というチケットを手配していた。

 スーペルとはスーパーという意味なんだけど、この上にもクラスがあるよう。

 ノーマルクラスと、どの程度の違いなのかはよく分からないが、とにかくバスは思った以上に快適だった。

 トイレ付、軽食付き、各座席前には、飛行機のように画面があり、各々が映画や様々なプログラムを楽しむことができるようになっていた。

 おかげで、チビ助も車酔いすること無く、「グッド ダイナソー」や「アイスエイジ」を夢中になって鑑賞している内に到着した。

 

 最初に行ったのは、ユダヤ人街の花の小道。

 ここはガイドブックにも写真が載っていて、行きたかったのよね。

 711年、イスラム教徒がイベリア半島に侵攻し、コルドバを都として栄え、土地を持たないユダヤ人を、経済を支える存在として受け入れた。ここはかつてユダヤ人が住んでいたところだ。

 5月のお祭り時には、ここは花の小鉢で一面が飾られるそうだが、今は一部だけ。

 でも、十分、キレイ!

 

 

 迷子にないそうな細い小道。太陽の熱を反射する白い壁に青い鉢。

 あまりに素敵で、写真を撮る観光客がわんさか。

  

 

 こちらは、アルカサル。

 イスラム王の宮殿跡地に、14世紀に建てられた王城。

 

 

 

 

 ローマ時代のモザイクやアラブ式のお庭などがあり、イスラムとカトリックが混ざり合った不思議な雰囲気。

 というか、街全体がそういう独特の雰囲気だ。

 

 

 塔の上からの眺め。

 

 

 綺麗に揃った木々。

 

 

 柱のように立つ木の中は、一体どんな風になっているのかな?

 穴の開いている木があったので、チビ助すっぽり入って観察してみたよ。

 

 

 次にむかったのは、メスキータ。

 

 

 785年、新首都にふさわしい大モスクの建設が始まった。

 大理石と煉瓦の赤の縞々アーチが、いくつも!!

 入った瞬間に、わーーっと声が出てしまった。

 

 円柱の森と言われる内部には、柱がずらり。かつては1000本あったが、今は約850本だそう。 

 室内が暗いのは、カトリック教徒による改造で、もともとあった5つの門が塞がれてたためだ。

 

 

 ミラクーブ モスクの中で一番神聖な場所。

 イスラム教の建物を全て壊すことなく、キリスト教の物として改造して作られ使われているメスキータ。

 レコンキスタを感じさせる場所だった。

 

 

 

 ちょうどイースターで、街の色ん教会からキリスト像をメスキータに運ぶ姿が見えた。

 

 夜はフラメンコを見ながら、ご当地料理を頂いた。

 フラメンコを始めて間近でみた私、ものすごく情熱的で、かっこよくって、日本に帰ったらフラメンコ習いたーい!なんて、思ってしまった。

 そういえば、グラナダでアルハンブラ宮殿のチケットを買った情報センターのお兄さんが、フラメンコダンサーだと言っていた。

 岡山出身の彼は、スペインの女性と結婚し、お子様ができたばかりで、ダンスの方は今はお休みしているということだったが、彼のフラメンコも観て見たかったな〜。

 

 

 食事を終えるともう夜。

 メスキータの塔ミナレットと、月。

 

 さて、明日はいよいよセビージャへ。

 

 

 

 

 

アルハンブラ宮殿

  • 2017.04.07 Friday
  • 23:12

 さて、この旅メインである「アルハンブラ宮殿」。

 ホテルから歩いて向かう。

 昼間の最高気温は25℃、夜は3度まで冷え込むという気温差。

 ホテルを出た時は肌寒かったが、歩いているうちに太陽が力を増し、坂道も味方して、身体は心地良く温まっていく。

 

 宮殿内は既に多くの観光客でごった返していたが、敷地の広さ故、さほど気にもならない。

 メスアール宮を通りコマレス宮へ。

 その間、私は天井や壁の模様に釘付けだ。

 なんて、細かな、美しい飾り。

 

  

 

 

 

コマレス宮をすぎると12頭のライオンの噴水がある「ライオンの中庭」へ。

 

 

 昨日見たお土産屋さんでは、このライオンの噴水のマグネットがいっぱいあったね。

 

 

 北側にある「二姉妹の間」は、この中庭では一番古い建物で、ここの鍾乳石飾りの天井は圧巻。

 首をそらして、しぼし眺めてしまう。

 

 

 コルドバとセビージャが陥落し、レコンキスタが完了しつつある時期に、最後の砦を築くように、また有終の美を飾るように建てられたこの宮殿。

「どんな思いで作ったのだろう」その時分を思うと感慨深い。

    

 

 

 パルタル庭園にはキレイなお花がたくさん。うっとり。

 

 

 あまりの美しさに、チビ助、お花の中に「しつれいしまーす」と入っちゃった。

 

 

 ここは、「カルロス5世宮殿」。

 1526年、新婚旅行でアルハンブラ宮殿を訪れた時に、建設を決めたそう。

 ここだけ、ちょっと雰囲気が違っていた。

 

 アラブ世界の軍事を極めた要塞「アルカサバ」。

 

 

 ここからのグラナダの街

 

 

 アルハンブラ城外の丘にある「ヘネラリフェ」。シラネバダ山脈から流れる水を使った噴水があることから、水の宮殿とも言われている。

 

 

 4月とは思えぬ日差し。

 この水には、とにかく癒される。

 

 

 そんな水場に引かれるのは、カエルさんも同じ。

 チビ助は、とにかくカエルが気になって、カエルの後を追いまわしていた。

 

 

 宮殿には、かれこれ4時間ほど居ただろうか。

 世界中から訪れる観光客、時々、日本からツアーで来られた方々ともお会いした。

 

 1492年、最後の王ボアブディルはイザベル女王に城を明け渡し、アフリカへ逃れた。

 グラナダはイスラム教からキリスト教へ。

 

 その大きな変化の時代を、あの山はじっと見ていたのだろうな。

 そして、人々も又色んな思いを胸に、山を見つめていたのだろうなぁ。

 

 そんなことを思いながら、遅めのお昼にタジン鍋を食べた我が家であった。

 

 

 

Granada

  • 2017.04.06 Thursday
  • 22:06

 今月1日よりイースターホリデーが始まった。

 一昨日、夫が出張から戻り、家族そろってスペイン、アンダルシアに向かう。

 このところ、マラケシュにワルシャワと、旅行がキャンセル続きだったので、私にとっては久々の旅。なんだか嬉しい!

 

 ガトウィック空港から約3時間ほどで、グラナダに到着。

 空港に降りた途端、スペインの強い太陽に照らされ、早速サングラスを取り出した。

 そうそう、何が良いって、スペインのこの太陽よねっ。

 

 まず向かったのは、市内にある日本語情報センター。ここにアルハンブラ宮殿のチケットを取りに行くのだ。

 実はこの入場チケット入手が、今、大変なことになっている。

 オンラインで事前にチケットを買っておくことができるのだが、なんと、2か月前でもう既に売り切れ??

 どうやら入場制限をしていることも要因ではあるが、これをいいことに、エージェントが買い占めているらしいのだ。

 エージェントはもちろん上乗せして販売しているのだが、せっかく来たのだから見ない訳には行かないと言うことで、割高チケットをGETした。

 

 

 

 アラブ街

 

 8世紀初めから800年間、イスラム教徒に支配されていたこの街は、スペインでありながらも、街のあちらこちらにその面影が残っている。狭い小道にぎっしり並ぶお土産屋さん。

 

 

 

 マラケシュで買えなかったタジン鍋を、ここで購入。ヤッター!

 

 

 明日行くアルハンブラ宮殿を見渡せる丘、アルバイシン。

 宮殿とその向こうに残雪を飾るシエラ・ネバダ山脈が美しい。

 たおやかな稜線が、なんとなく北海道の大雪連峰を思い出させる。

 

 

 

 そんな景色を楽しみながら、カフェでアイスを食べるチビ助。

 超美味しい〜!

 一人で完食。

 

 

 闘牛も観たかったけれど、闘牛って日没2時間前から始まるんだって。

 8時になっても明るいこの頃、今朝は5時起きで、明日も早いので、チビ助には無理かな〜と断念。

 代わりにはなりませんが、店先の牛さんとパチリ。

 

 さてさて、明日はグラナダのメイン、アルハンブラ宮殿!

 楽しみ〜。

Antoni Gaudi (Casa Batllo)

  • 2015.06.03 Wednesday
  • 23:24
 グエル公園のお次は、バトリョ邸。
 建物の前には入場を待つ列が伸びていたが、ここはツアーの良いところ、優先入り口からすうっと通る。
 あまりにすんなり入ってしまい、外観を撮るのを忘れてしまったので、写真は本から。



 バトリョ邸は、1877年に建設された建物を、大繊維業者ジュゼップ・バッリョ・イ・カザノバスの依頼で1904〜1906年にガウディが改築したものだ。ガイドさんによると、最初は建替えの依頼だったそうだが、先輩の建設物を壊すわけにはいかないということで、ガウディが改築ならと引き受けたそうだ。
 ドラゴン退治の伝説をなぞり、屋根はドラゴンの背、塔は聖人の槍を表す。柱やバルコニーが骨を思わせることから、骨の家とも言われている。

 こちらは3階の中庭。ここにお花を植えていたんだろうなぁ。


 カサ・バトリョの模型に映像が映し出された。骸骨の口がパクパクしたり、コウモリになって飛び立ったり。芸術的で不気味でもあるガウディの世界を見ることができた。
 チビ助も、興味深く2回も黙って鑑賞していた。


 屋上の可愛い煙突と、竜の背。


 吹き抜けの階段部分は自然光の効果を取り入れ、高い階は濃い青、低い階は薄い青のタイルが貼られ、海底洞窟をイメージさせているとか。


 扉も、こんなに芸術的!


下の階から、吹き抜けを見上げると。


 この建物、現在のオーナーは息子も大好きなチュッパチャプスの創業家なんだって。意外!

 今日(6月1日)は一日、ガウディを満喫させて頂いた。
 3泊のスペイン旅行は、あっという間。
 チビ助の足も心配だったけど、やっぱり来て良かったな〜。
 すっかり、彼の独特な世界にのめり込んでしまった私、帰ったら彼の伝記を探そうかと思っている。


 

Antoni Gaudi (Park Guell)

  • 2015.06.02 Tuesday
  • 23:22
 サグラダファミリアを見学後、ツアーは一旦解散。美味しいパエリアをムシャムシャ食べ、3時間後に凱旋門で集合だ。
 凱旋門に行くと、どこからかシャボン玉が飛んできたよ。


 バルセロナの凱旋門。戦争に勝ったわけでは無く、1888年万博の入場口として作られた。


 わ〜い、シャボン玉〜! お父さんとシャボン玉を追いかけるチビ助。
 広場で大きなシャボン玉を作るおじさんに群がる子供たち、1ユーロを缶に入れて体験もさせて頂いた。

 さてさて、今日はガウディ一色。向かうのはグエル公園だ。
 イギリスに行ったグエル氏が、自然と都市景観の組み合わせに感銘を受け、バルセロナの郊外に公園都市の建設を決めた。このプロジェクトは、完全に自由な発想で作ることを許可されたガウディに任せられた。
 しかし60戸中、売れたのはただ1件のみで、実際に住んだのはグエル氏とガウディだけだったそうだ。
 今の時代なら考えられないが、当時は、あまりにも斬新な計画と建物だったのかもしれない。
 グエル氏が亡くなるまで2人はここに住み、その後も10年間、ガウディは生涯最後の年まで住み続ける。二人が亡くなった後、グエル家がバルセロナに公園を寄贈し現在に至っている。


 これはガウディが住んだ家。作ったのは助手のジョセップ・マリア・ジョルジュで門だけがガウディのデザインなのだそう。現在は博物館になっている。一方グエル氏の住んでいた家は、今は小学校として使われている。


公園入口にあるインフォメーションと売店は、門番小屋と管理室だった。


住民のマーケットの場所として作られた広場なのに、一度も使われなかったなんて、、。



公園の入り口から続く白い階段

 公園のシンボル、ドラゴン? トカゲ? の噴水です。
 

 人体構造に基づいたタイルのベンチ。
 腰掛の白いボコッとしたところお尻を合わせ座ると、腰のツボにちょうど背もたれのでっぱりが当たり、結構気持ちが良かった!

 もし今の時代に二人がこれを建設していたら、60戸全部即完売で商業的に大成功だったろうな〜。
 でも私には、夜な夜な年老いた二人が、静かにタイルのベンチに腰を掛け、ああでもない、こうでもないと過ごしている姿の方が素敵に思えてしまう。









 

Antoni Gaudi (Sagrada Familia)

  • 2015.06.01 Monday
  • 22:54
 バルセロナと言えば、アントニ・ガウディ。
 現在も尚建設中であるサグラダファミリアが、今日の目的だ。
 インターネットで入場券とエレベーターチケットが事前購入できるのだが、今回は詳しい説明を聞きたいと思い、日本人向けのガイドツアーに参加することにした。

 バルセロナの街を一望できるモンジュイック展望台に行った後、念願のサグラダファミリアへ向かった。道中、ガイドさんがガウディの話をしてくださった。


 ガウディは、スペインでも偏屈な人が多いとされるタラゴナの街の、貧しい一家に生まれた。幼い頃からリュウマチを患い、学校も休みがちだったが、その分一人で地を這うアリを眺めたり、波や風、自然をよく観察して過ごしたことが、彼の独創的な作風に大きく影響を及ぼしたようだ。
 バルセロナの大学で建築を本格的に学んだ彼は、卒業時に学部長から「この生徒は天才か、狂っているかのどちらかだ」と言われるほど、異彩を放っていた。
 人は誰と出会うかによって人生が大きく変わるというけれど、彼もまた生涯のパートナーと運命的な出会いを果たす。パリの万博でガウディの手がけた手袋のショーケースに魅せられた実業家グエル氏が、その後ガウディのパトロンとなり、ガウディは思う存分芸術の力を発揮できるようになったのだ。
 名も知られ、生活も豊かになり、華々しい暮らしを手に入れたガウディだったが、居心地が悪い。どんどん建築に専念していくようになった。
 厳しいベジタリアンで、塩もアルコールもたばこも一切口にせず、身なりも気にせず、名声もお金にも無頓着、ただ建築の道を歩む彼は、生涯に3度、恋をするが一度も実ることは無く、独身を通したという。
 

 じゃじゃーーん。
 こんなに独創的な教会を、見たことがあるでしょうか?

生誕の門。

 豊かな人々から注文を受け住宅を作るのではなく、誰をも受け入れる教会づくりに専念する。私財をつぎ込み、路面電車に轢かれて亡くなる2年前からは、教会の敷地内に寝泊まりしながら、作業を続けていたそうだ。


 受難の門

 教会内には大木が天に向かって枝を広げ、森が茂っていた。




 森の中は光が差し、至る所に生物が住んでいる。
 床はほとんどの部分が未完成。ステンドグラスが全部完成した後、その光が床一面に一番映えるように作られるそうだ。

 アートディレクターを務める外尾悦郎氏が手掛けたのは、生誕の門から入ってすぐ。
 「もし彼だったら?」毎日この教会を観察し気が付いたそうだ。生物は生きる喜びの象徴。
 教会には生きるもの全てが存在するのに、ただ一つ虫が居ないと。

 サグラダファミリアで、ガウディ氏の意思を引き継ぐ日本人がいるなんて!
 



 これまでも中に入った瞬間、見えない何かに心を包まれ、神様の存在を感じる教会が幾つかあった。
 ここサクラダファミリアに入った瞬間、自分でも思いがけず涙が出て出て止まらなくなった。神様では無くて、あまりにも人の強い想いが、心に押し寄せてきて、どうしていいか分からなくなってしまった。
 きっと、この建物自体が彼自身なのだ。
 ガウディ氏は作ったものの説明は一切せず、心で感じて欲しいとしていたが、彼の込めたものがあまりに壮大で、私の心の器には入りきらなかったのだろう。

 完成までは300年もかかるとされていたが、先端技術の導入などにより、着工してから150年後の2026年に出来上がるそうだ。

 「早い仕事をするには、ゆっくりと丁寧に」が、ガウディ氏のモットー。

 あと11年後、また彼に会いに行きたい思う。
 
 

 

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