Kilkenny

  • 2016.04.10 Sunday
  • 22:49
 昨日の天気とは打って変わり、厚い雲が空を覆い、雨も降っていた。
 今日は、列車に乗ってキルケニーに行こうと思っているのだが、この先どうなるのだろう。
「天気、どうですかね?」
 タクシーで駅まで向かう道中、運転手さんに尋ねると、口元に人差し指をあて
「しー。アイルランドでは天気の事を聞いちゃいかん。刻一刻と変わるからね」
 と、言われてしまった。
 彼に子供は一人かと聞かれ、only childと答えると、自分には11人も子供が居て、18人の孫が居るんだと、嬉しそうに話してくれた。



 ヒューストン駅から、キルケニーまで1時間40分。
 たどり着くと、天気は回復どころか、嵐になっていた。
 猛烈な雨と、傘がひっくり返るほどの強風。おまけに気温も低い。
 キルケニー城までは駅からも歩いていける距離なのだが、すぐさまタクシーに乗りこみ向かった。

 キルケ二ー城は12世紀に建てられ、過去8世紀にわたり増築や修復が施された。約600年間は、代々オーモンドの領主バトラー家の居城として使われていたそうだ。


広い中庭から、城を望む。




タペストリールーム

 城は高台に堂々と聳えており、客間や寝室、どの部屋からも、静かに流れるノア川や、キルケニーの街を眼下に見下ろすことができる。

 アイルランドから集められた工芸品が並ぶキルケニー・デザイン・センターで、買い物とランチを終えた後、ちょっとだけ雨が小降りになってきたので、覚悟を決めて聖カニス大聖堂へ向かった。
 でも! 入り口に鍵がかかっている。よく見るとOPENは午後2時から。寒さの中、せっかく来たのだから、あと20分頑張って待つことにしよう。

早く開けて〜。

 でも、待って正解。ビジターは私達家族だけの貸し切り状態。心行くまで大聖堂を満喫できた。




 
 外は雨で決して天気が良いわけでは無いのに、聖堂内にはステンドガラスから入り込む太陽の光で満たされている。
 美しくて暖かい光。
 アイルランドで図書館に続く、居心地の良い場所を発見した。


 我らがのんびり見学している間、チビ助はここで塗り絵をさせて頂いた。
 
 静かな教会内には、黒猫が一匹居て、妙にマッチしていた。
「お母さん、あの黒猫ね、実はゴーストだったよ」 
 動物好きの息子は、黒猫の後をそっと付け回していたのだが、彼曰く、いきなり姿が消えたのだとか?
 満更、嘘ではないような気もする??

 ダブリンでの最後の夜は「The Church」というパブに行くことにした。
 ここは、18世紀に建てられた教会を利用しているレストランだ。
 早い時間に行ったので、なんとか座れたが、その後すぐに入店を待つキューができていた。



 元教会だったホールの真ん中に、ドリンクのカウンターがあり、そこを囲むようにテーブルが設置されている。パイプオルガンもあったし、ここが教会だったと感じるところが随所に見られる面白いパブだった。
 夫はもちろん、ギネススタウト。口に泡を付けて美味しそうに飲む夫を横目に、ノンアルコールビールで打ち上げだ〜!

 2泊3日の短い滞在だったけれど、夫はアイルランドがいたく気に入った様子。
 もしかすると、今度は違う都市に、また来るかもね〜。




 

Dublin

  • 2016.04.09 Saturday
  • 23:24
 イースターホリデー第二弾の旅行は、アイルランド。
 今日はダブリンの街を、歩きましょう!
 ダブリンは天気が悪いイメージがあったが、今日は快晴だ。ラッキー!
 まず向かったのは、ダブリンで最も古い聖堂、クライスト・チャーチ大聖堂。



 世界中から人々がここを訪れるようで、チケットを買うと言語を聞かれ、私たちは日本語で書かれたガイドを頂いた。それを片手に美しいステンドガラスを見て、聖堂を巡った。12世紀後半から11世紀まで遡る中世の地下室には歴史的な遺産品が展示されている。

 お次はトリニティー・カレッジ。
 1592年、エリザベス1世によって作られたアイルランド最古の大学だ。
 一番の見どころは、図書館2階のロングルーム。部屋は長さ65mもある。
 最も古い蔵書約20万冊が収められているのだが、とにかく圧巻!


 この図書館はスターウォーズでオビワンケノービが調べ物をするために立ち寄った図書館のモデルにもなっているそう。
 家に帰ってから、そのシーンをDVDで見ると、納得。


 部屋の両端にはずらりと大理石の彫像が並ぶ。その他、ユーロ硬貨のデザインとなったアイルランド最古のハープも展示されていた。


 とにかく、この部屋に居ると、大きな宝箱の中に入っているような気分になった。
 途方も無く長い時を生きて来た本たち。ページをめくることも、本を手に取ることもできないけれど、ぎっしり並んでいる蔵書は品があり、ムードがあり、時間を超越している。
 観光客の賑わいも、気にならない。ベンチに腰をかけると、不思議に気持ちが落ち着いて、ぼーっとしてしまう。
 もし、夫や子供が居ない一人旅だったら、一日をここで過ごしてしまったかもしれない。

 「なんだ? あれは??」
 オコンネル通りに、一際長ーいポールが立っていた。
 持っていたガイドブックには何も載っていなかったので、最近作られた物なのかな?


 後で調べたら、これは「光のモニュメント」と言うそう。
 高さは120m、ポールの下の直径は3メートルで、上は15センチ。
 確かに目立つ。


 橋からリフィ川を望む

 美しい。
 アイルランドってちょっと雰囲気が暗そうと、勝手に思っていたが、そうでは無かった。
 天気の所為もあるかもしれないけれど、街は綺麗だし、路地にはパブが並び、人々の何ていうか力みたいなものを強く感じた。
 独立してから日が浅いこの国。その力は、愛国心なのかもしれない。
 きっと、今夜も、美味しいビールやウィスキーを片手に、朝方までパブで語らい楽しむ人が大勢いることだろうなぁ〜。
 うーーん、飲めないのが寂しい!

 さあ、また明日。
 

 

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